「プロの味噌づくりを見たい。」
「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」という言葉があるくらい、健康食として名高い味噌。我が家も毎日飲むし、冬になれば味噌を仕込む。
でもやっぱり評判の味噌は美味しい。
はて、プロはどんな風に味噌を作っているんだろう?
2022年秋、岡山県瀬戸内市“備前長船”にある大好きなお味噌屋さん、
名刀味噌本舗を見学させていただきました。
その体験を元に描いたイラストレポートです。
取材協力:名刀味噌本舗
「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」という言葉があるくらい、健康食として名高い味噌。我が家も毎日飲むし、冬になれば味噌を仕込む。
でもやっぱり評判の味噌は美味しい。
はて、プロはどんな風に味噌を作っているんだろう?
2022年秋、岡山県瀬戸内市“備前長船”にある大好きなお味噌屋さん、
名刀味噌本舗を見学させていただきました。
その体験を元に描いたイラストレポートです。
取材協力:名刀味噌本舗
岡山の好きな飲食店や、商店でよく目にしていた「名刀味噌本舗」。
試しに買ってみたらとても美味しく、以来お味噌はもちろん、毎冬の味噌づくり、普段の甘麹づくりにと浮気のできないお口となってしまいました。地のもので、好きを見つけると幸せだ。
「好き」になると、なんで好きなのか知りたくなる質でして。
ご縁あって先日、長船の工場にお邪魔し、余すことなく見学させていただきました。
2022年10月某日、岡山県瀬戸内市・長船(おさふね)にある「名刀味噌本舗」の工場見学にやってきました。3代目・髙原隆平さんより、まずは名刀味噌の成り立ちについてお話いただきました。(初代の顔入りTシャツ、めちゃかわいい)
このあたりの地域は、現在も「味噌づくり」が盛んで、冬になると”こうじ"を求めるお客様で、てんやわんやだそうです。
先ずは「甑(こしき)」を見せてもらう。
いわゆる蒸篭(せいろ)のようなもの。
原料となる米や麦、大豆がここで蒸される。
家で言えばお鍋のような“湯沸かし“の上に重ねて使われているもののイメージだったけど、ここでは直にボイラー蒸気を流し込んで蒸すそう。
へー!
量が多い時は拡張して使えるんだって。
直売所のすぐ横にあるので、買い物に行くとチラリと見える、はず。
つづいて「麹室」の中へ。
「平乾式乾燥機(ひらかんしきかんそうき)」を流用した大きな箱が4つ。箱の下には送風機。高湿度の室、天井にたまった結露が箱の中に落ちないようトタンが設けてある。
初代のアイデアがふんだんに詰まった室なのだそうです。
放冷、種切りから、枯らしと麹が出来るまでの3日間、すべてこの室の中で作業されるそう。
近年、拡張された工場の奥のスペースには、熟成中のお味噌の山!合わせ、玄米、あま味噌と、次々味見させていただきながら各々の特徴を教えていただきました。気の利いたこと言いたいところだけど、どれを食べても「んま!」しか出てこなかった。美味しい。
甘酒と清見オレンジのジュースもご馳走になる🥤天然の優しい甘み!筋肉の素となるアミノ酸も豊富に含まれることから近年は筋トレ、スポーツのお供に甘酒を飲む人も増えているそうです。(マッチョ💪の皆さんきいてますかー!?)
味噌の山→すぐそばでパッケージ→出荷📦
そしてここでもボイラー活躍!
「大豆もつくってると聞いたのですが?」案内された畑は工場のすぐ横に。おぉ、なかなか野性的。何やら在来種の大豆をあれこれ育ててみているそうです。
こうじに使用するお米、小麦もご近所の農家さんでつくられているそう。「育っている姿が見れるんです」聞けば瀬戸内市は古くから穀物の生産が盛ん。目の前で美味い材料が手に入るのだもの、そりゃ美味いものつくりたい。
素材はもちろんながら、一つひとつの工程をより美味しくと工夫しながら丁寧に。
頭が下がる。
お忙しいところ勉強させていただき、ありがとうございました!
これからもぶいぶい応援しています。
そして、食べます!
今後ともよろしくお願いします。